5.11 Tactical RUSH Delivery MIKE レビュー
5.11 Tactical RUSH Delivery MIKE レビュー
買ってからしばらく経ってしまいましたが、ついにちゃんと使ったので使用感と機能とか諸々をレビュー
写真多めなので通信量ガンガン食いつぶすぞい
5.11のメッセンジャーバッグに当たる商品で今回紹介するサイズはMIKE(Sサイズ)になる上にMとLサイズがあるぞ。
コンシールドキャリー機能を搭載して、ノートPCが入るという便利な一品だ。
黒であればビジネスシーンでも使える落ち着いたデザインが大変良い。
(と言っても営業職とかでは文句言われそうだが・・・)
まずは正面、5.11としてスタンダードなベルクロを装備して、右下に安心と安定のロゴマークだ。
チャック部分はいつもの感じである。
ベルクロにはもちろんパッチが貼り付けられる。
次に正面にある2つのポケットだ。
深さは浅く、6インチのスマホ(ファブレット)やSTANAGマガジンはすべて入れる事は出来ない。
用途としては頻繁に取り出すモノを入れるのがメインになるだろう。
鍵とか小銭にマネークリップ等々
GLOCK26を突っ込んでみた図
GLOCKマガジン(26と17)についてはちゃんと収まるので、頻繁に戦闘地域を出歩くあなたも安心だ。
そして正面を開けると各種ミニポケットが現れる。
各種ポケットにはペンやナイフにハンドガンマガジンやフラッシュライトを収める事が出来る。
スマホや手帳を入れるのにちょうどよいポケットが中央に有りアクセスしやすい。
そしてメインとなる収納スペースだ。
下からギリギリ13インチが入るノートPC用収納でクッションが内蔵されている。
真ん中がメインスペースでそれなりのスペースが確保されている。
A4サイズの雑誌等でも困らない広さだ。
上はメッシュポケットとノーマルポケットがある。STANAGマガジンを入れるのにちょうどよい感じだ。
ノートPCのスペースにはフラップもついており、ちゃんと入れればひっくり返しても安心だ。11インチであれば余裕を持った作りになっている。
13インチのノートPCの利用を想定している場合には、筐体自体の大きさに気をつけようMacBook13であれば入るのでMacな方々は気にせず使えるはずだ。
メイン周りにはマガジンは入るほど深いポケットが4つ用意されている。
中心に仕切りが有るためこの4つにA4サイズの書類等は入れられないが代わりに、その手前にはA4サイズポケットが有るので安心して使える。
リングノートが入っているところがA4サイズポケットだ。
更に5.11ではよく付いているメッシュポケットがメイン収納部に有り、メイン収納部自体がベルクロ仕様になっており、各種ベルクロタイプのホルスター等が付けられる。
バック側面は500mlペットボトルが入る大きさが有る水捌けの良い深いポケットが両側面に装備されている。
サイズ調整が上部に付いており、落ちないように締める事も出来るし折りたたみ傘も突っ込めるので便利なポケットだ。
そして裏面
裏には左右どちらからでも開ける大きなポケットが装備されている。
STANAGマガジンがすっぽりと収まる程に大きく開けている。
左右から開けるのでアクセスには困らない。
と言ってもこのポケットのメイン機能はCCW(コンシールドキャリーウェポン)だ
日本では使う事は全く無いだろう(公安くらい?)が、アメリカでは州の法律にもよるが拳銃等の自衛武器の持ち歩きが認可されている。
そこで5.11では製品にCCWRadyとしてコンシールドキャリーが可能なポケットを装備している。
RUSH Delivery MIKEでも例に漏れずCCWRadyである。
CCWRadyとある裏面ポケットはベルクロ仕様となっており、対応したホルスターやマガジンポーチを装着出来る様になっている。
今回は、サブコンパクトとして名高いGLOCK26とCONDOR製のホルスターを例としている。
(ホルスターが汚れているのと5.11製のCCWホルスターを用意出来なかった事に関してはスルーしておいて下さい。)
ホルスター裏面のベルクロで先程のポケットに付けられる。
左右からアクセス可能なCCWポケットは、如何なる姿勢からでもアクセスが可能ですばやくドロウする事が出来る。
アメリカでは、CCWによって銃乱射事件の早期解決に至った例や強盗や暴漢からの自衛などこういった事例によりCCWへの熱は更なる高まりを見せている。
そして全く日本においては使いどころが無いので普通にA4サイズの書類でも入れれば良いと思う。(ついでに使用時にバリバリ音がしたりするのはなんとも言えない。)
CCWの実際の使い方等は動画を見てみると良いだろう
(注:5.11のバックパックでの例ですので今回のバックとは別)
そして下には水抜き用の穴が装備されている。
また素材は全体的に耐久性が有り耐水性が有りと頑丈でナイフ程度で有れば庇える強靭さを持っている。
最後に限界まで荷物を詰め込んで見た。(重さは度外視したい)
フルサイズハンドガンにノートPCにSTANAGマガジンにモバイルバッテリーと色々詰め込んで見た。
バックの中身
筆箱
モバイルバッテリー
モバイルスピーカー
11.6インチのノートPC
6インチのファブレット
リングノート
ボールペン
ポケットナイフ
STANAGマガジン2個
フルサイズハンドガン(GLOCK17)
サブコンパクトハンドガン(GLOCK26)
GLOCK17用マガジン2個
このサイズのメッセンジャーバッグとは思えない程の量が収納出来た。
CCWポケットなどきめ細かい仕様がこういった大容量を生んでいるのだろう。
ちなみにここまで詰め込んで重武装な状態だとクソ程重くなる(5kgくらい・・・)
のであまり実用的では無いだろうが、空のバックを手にイベントに向かえばつい見かけたハンドガンを買ってしまっても安心出来るだろう。
また、クッション付きの肩掛け部分のおかげで3.5kgくらいまでは実用的に使用出来る
あとは筋肉と相談だ。
このバックはぜひとも常々戦闘地域にノートPCを持っていく特殊な人々や日常的にノートPCを持ち歩く人におすすめしたいと思う。
そんな訳でレビューは終わり。
追記して面白い事が有れば後で書くぞいぞい。